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 本日は朝日カルチャーセンターでお稽古をされている皆様の晴れ舞台であり、また700名のお客様をお迎えする大茶会でもあります。

 朝からとても良いお天気でお着物でいらっしゃるお客様にとりましてはなによりの「お茶会日和」です。

 お茶席は「表千家、裏千家、江戸千家、大日本茶道学会、黄檗東本流」の各流派。
 お香席は「直心流、泉山御流」の二流派です。

各お流派の先生もお弟子さんも、皆さん朝から本当に忙しそうです!

 

 

 さてお忙しい中、裏千家の北川宗澄先生のお席にお邪魔いたしました。
 ひときわ目を引きましたのは、パピルス(エジプト)の風炉先屏風で、
 その独特な色合いがほかのお道具と溶け合ってとても美しい!

 かくしゃくとした佇まいの先生に「おもてなしとは?」と伺いました。
  「おもてなしは人を楽しませることですが、自己満足でもあるのです。」

 長年多くの方々を「おもてなし」していらした先生の意味深いお言葉でした。
そして先生のお傍には田沼恵美先生(宗澄先生のご子息の奥方)がいらして
 上品なお二人の先生とても素敵でした!
 ありがとうございました。

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 香席では香道直心流の「伏籠」(ふせご)を拝見いたしました。
 伏籠とは衣にお香を焚きこめることです。
平安貴族たちはその香りが誰のものか聞き分けていたようです。
 

 そしてこのお香のレシピはかなり残っているので当時と同じ香りが現代によみがえる訳です。
 また伏籠の作法の一つ一つがまるで舞をみているように美しく優雅でその香りは奥ゆかしい優しいものでした。

 気分はすっかり平安時代のお姫様、自分だけのお香が欲しくなりました。
 香道直心流家元松崎雨香様、栗原先生、ありがとうございました。

主催 朝日カルチャーセンター

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