茶の湯の世界では11月の立冬をもって新しい年の初めとします。 この日を迎えて茶室の「炉」を開き、初夏に摘んだ新茶を茶壺に蓄えたものを壺の口を切って使い始めます。 「口切」「開炉」の重なる時期の茶事は、正午に客を案内して始められ約4時間 (二刻)にて懐石、濃茶、薄茶をもってもてなします。 松戸市のО先生宅にて本日の「開炉の茶事」は行われます。